テーマ：「スポーツ障害（野球ひじ・肩）に対するリハビリテーション」

●項目

〈講義〉　

①肩疾患に関する基礎知識・病態（リトルリーガーズショルダー・肩峰下・関節内インピンジメント・Bankert region）

②肘疾患に関する基礎知識・病態（内側障害・外側障害）

③投球障害の発生要因（全身コンディション具不良・投球フォーム不良・Overuse）

④評価（スポーツチャート・投球Phase）

⑤リハビリテーション（全身コンディショニング・局所へのアプローチ）

⑥症例紹介

〈実技〉

触診（円回内筋・橈側手根屈筋・尺側手根屈筋・浅指屈筋）

肘頭周囲の脂肪組織リリース

肘関節周囲組織の圧痛点（内側上顆・外側上顆・上腕骨小頭

スポーツチャート

●まとめ

今回は、スポーツ障害（野球ひじ・肩）のリハビリについて勉強会を行っていただきました。講義では、骨の成長過程や筋肉のストレッチの重要性についての説明があり、この成長過程を理解したうえで障害予防やリハビリテーションを進める必要とのことでした。また、当院にて実施しているスポーツチャートの方法と解釈についても講義していただきました。

実技では肘関節周囲の触診とスポーツチャートの方法を実践してもらい、局所と全身に対するアプローチの一例を紹介していただきました。

今月で疾患別のリハビリテーションについての研修会を終了します。来月からは別のテーマで研修会を開催していく予定です