テーマ：「症例検討会：大腿骨転子部骨折」

●項目

＜目的＞

臨床経験1年目から3年目の卒後教育、3年目以上のアウトプットによる知識定着、臨床技術向上

〈内容〉　

1）開催回数：月2回（7月12日、7月20日）

2）時間：1回（50分）

3）1回目

・大腿骨転子部骨折（観血的骨接合術後）患者さんの症例発表

・問題点、難渋している点の提示

　・質疑応答

　・4グループでのディスカッション

4）2回目

　・各グループ内で前回の復習、質疑応答への答え確認、新たな意見・考察の集約

　・白板への書き出し

　・グループ内で作った問題点等についての提案発表

　・まとめ、総括

●まとめ

　今回、転子部骨折後に手術を施行し、異所性骨化を認めた症例に対してどのような治療、介入を行ったかについて発表して頂きました。また、本症例に対して必要となる知識、リスク、情報収集の方法、不足している評価や考察など多岐にわたり、入院班や回復期班、外来班の他部署との情報共有、共通認識をはかることが出来たと思います。グループでのディスカッションでは若手、中堅問わず活発な意見が出ており、自身の知識の再確認や訂正、新しい知識獲得を行えています。今後、本勉強会で出た意見を精査し、知識をさらに深め、臨床・治療に活かして行きたいと思います。