リハビリテーション部内勉強会のご報告
[ 渡辺整形外科病院 ]
テーマ:「野球:クーリング、ストレッチ」
<目的>
インプット・アウトプットによる知識定着、臨床技術向上、障害予防教室の準備
<内容>
1)開催日: R7年2月14日(金曜日)
2)時間: 45分
3)勉強会内容・検討事項
①クーリング
クーリング効果:疲れを残さない(疲労回復効果)、運動パフォーマンス向上
クーリング注意点:感覚が無くなるまで冷やさない(冷やしすぎ)、圧迫しすぎにより以下の症状に注意
凍傷 :紅斑・水泡・痺れ・発赤・むくみ・灼熱痛
神経症状:痺れ・知覚障害・筋力低下
血流障害:皮膚の蒼白・冷感・痺れ・血管が浮き出る
※写真参照
クーリング方法:練習終了後すぐに15分~20分程度を一回行う
例)肘の場合:アイスパックを包むように下から巻くと滑りにくい ※写真参照
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注意点:凍傷
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注意点:神経障害
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注意点:血流障害

②ストレッチ(スタティックストレッチ)
ストレッチ効果:怪我の予防、コンディショニング、血の巡りを良くする、筋肉の疲れを回復する
ストレッチ注意点:反動を付けない、ゆっくり痛みの無い範囲内、息を止めない
ストレッチ方法:写真参照
③クーリング・ストレッチ実技


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学習風景
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実技風景
<まとめ>
昨年に行った、障害予防教室の続きになります。またまだ野球少年(小学5年生)は発達の途中ということを念頭に体の柔軟性獲得や試合後の自己メンテナンス方法の重要性を考え、クーリングやストレッチについて勉強会を行っています。今後も障害予防教室を開催出来るように準備し、さらに知識や技術を高め、今後もより良いリハビリテーションを提供できるように努めて参ります。