＜テーマ＞起き上がり・移乗動作におけるADL指導の実際

＜項目＞

1）開催日：8月29日

2）所要時間：50分

3）勉強会内容・検討事項

〇大腿骨頸部骨折患者に対するADL指導

・術後早期からのベッド上起き上がり方法の工夫

・ベッド～車いす移乗におけるリスク管理と動作指導

・転倒や脱臼リスクに配慮した動作パターンの選択

〇腱板断裂患者に対する起き上がり動作指導

・患側肩にストレスを与えない起き上がり方法

・上肢の保護を考慮した寝返りや端坐位獲得動作の指導法

・術後安静度や主治医の指示を踏まえたADL制限の指導法

4）学習の意義

・各疾患に応じた動作指導の考え方や情報共有

・退院後の生活を見据えたセルフマネジメン支援の考え方

＜感想・まとめ＞

今回の勉強会を通じて、術後離床を開始する際、いかに術創部や縫合部への負担を減らし、脱臼リスクを減らすかなど再検討でき、より安全かつ効果的なADL指導及び訓練の情報共有をすることができました。

今後も患者様やご家族が少しでも安心して生活できるように、実践に役立つ学びを積み重ねていき、今後の臨床に活かしていきたいと思います。